新生児(0ー3ヵ月)の赤ちゃん

新生児期(0-3ヵ月)に、自力寝のスキルを習得してもらいたいと願うママは多いかと思います。
しかし、この時期はまだ本格的なスリープトレーニングは出来ません。また、ルーティンに沿った生活を心掛けても、ルーティン通りに行かないことが多い時期です。

この時期は、概日リズムや体内時計が確立すると言われている生後4ヵ月に向けて、赤ちゃんの睡眠環境をしっかり整え、ルーティンに少しずつ沿っていけるように準備をしていきます。
ママが新生児期に知って頂きたい知識を得て頂くことで、赤ちゃんが愚図る理由がなんとなく分かるようになってくるので、ママは気持ちに少し余裕ができるようになります。

生後4ヵ月ー4歳11ヵ月のお子様

一般的にスリープトレーニングは生後6ヵ月からの開始を推奨されています。
ですが、生後4ヵ月の場合はそれまで首を長くして待たないといけないわけではありません。生後4ヵ月でも「睡眠環境を整える」「ルーティンに沿った生活を心掛ける」など、自力寝のスキルを習得するために必要なベースを作り始めるのに最適な月齢です。スリープトレーニングが可能となる月齢ですが、生後4ヵ月になっても、まだしっかりルーティン通りに沿えない日々が多々あることも事実ですので、うまく行かない日があっても決して焦らないように。

生後6ヵ月以降からは比較的ルーティンに沿った生活が出来るようになり、本格的なスリープトレーニングが可能となります。お子様の気質、ママのご希望やゴールに合わせてスリーププランを作成致します。

また、2歳前後（生後18ヵ月以降）のお子様のスリープトレーニングは、月齢の低い時と比べて、お子様が泣く時間も声もエネルギーもとても大きいので、ママとパパは「根気強さ」と「強い覚悟」の気持ちが必要になります。
歩き始めた幼児の場合、基本的には「お子様部屋でベビーベッドまたはシングルベッドを使用」してのトレーニングを勧めております。同室で添い寝(特に動きが自由になる布団）のスリープトレーニングはとても大変になりますので、ママのご希望通りの結果にならなくても、少しでもお子様の就寝時や夜の睡眠に変化が見られたら、お子様をしっかり褒めてあげて下さいね。

忘れないで下さいね。お子様にとって「スリープトレーニング」とは、長期的なものではなく、短期間(約2週間）のストレスであり、お子様は新しい寝かしつけ方法に徐々に適応が出来てくるようになります。そのためには、首尾一貫した取り組みが大切となります。

生後6ヵ月までの赤ちゃんと、添い寝でのスリープトレーニングについて

「スリープトレーニング」と聞くと「添い寝、添い乳をしてはいけない！」というイメージが強いかと思います。弊社Baby Sleep Harmonyでは、生後6ヵ月までの赤ちゃんとの添い寝を希望される場合で、赤ちゃん自身の寝床（ベビーベッドやバシネット等）をご用意して頂けない場合は、お子様の安全面に配慮して、頂いたご依頼をお断りさせて頂いております。

生後４ヵ月未満の赤ちゃんとの添い寝は、アメリカ小児科学会のSIDS（乳幼児突然死症候群)のガイドラインから見ても、SIDS（乳幼児突然死症候群）のリスクが高くなると言われております。また生後6ヵ月までは様々な要因によるSIDS（乳幼児突然死症候群）のリスクがまだ高い月齢でもありますので、こちらでは「生後6ヵ月までのお子様との添い寝」はお断りさせて頂いております。

パパとママの意見の一致

十人十色と言われるように、スリープトレーニングに関しても積極的な方、「1秒たりとも赤ちゃんを泣かせたくない」と思われる繊細な方など、ご両親のタイプも様々です。

スリープトレーニングを始めるにあたって大事な事の１つに、「パパとママの意見の一致」が挙げられます。
ご夫婦が同じページに居ないと、お子様の寝かしつけ方法もその都度バラバラになってしまい、結果、お子様はとても困惑してしまいます。

スリープトレーニングに申し込みをされる前は、今一度パートナーの方と、スリープトレーニングについてしっかりお互いの意見を確認されて下さいね。

スリープトレーニングはママだけでなく、パパや祖父母の方でも可能です。
結果、お子様は「ママ以外の方」でも寝れるようになります。
スリープトレーニングは、是非パパや祖父母の方にも協力してもらい、チームワークとして取り組まれると良いでしょう。
パパとママが同じ目標をもって頑張る必要があるので、そのためには「パパとママの意見の一致」が必要になります。

「スリープクラス(4週間)」の流れ

YouTube動画配信『Baby Sleep Harmony』＆『叶えちゃんねる』

スリープパッケージ